起訴され、裁判になった場合に問題となるのが執行猶予です。実刑との違いや、執行猶予に向けて検討される弁護活動について、整理してご説明します。
執行猶予とは
執行猶予とは、有罪判決を受けても、一定の期間、刑の執行を猶予される制度です。猶予期間中に問題がなければ、刑の執行を受けずに済みます。
実刑との違い
実刑は、判決後すぐに刑務所などで刑に服することをいいます。これに対して執行猶予が付くと、直ちに刑に服することにはならず、社会の中で生活しながら更生を目指すことになります。
執行猶予が問題になる場面
執行猶予は、起訴され、有罪が見込まれる裁判で問題になります。どのような事情が考慮されるかは事件によって異なりますが、反省の程度や再発防止の取り組み、生活環境などが見られることがあります。
検討される弁護活動
- 本人の反省を、裁判で適切に示す
- 被害者の方との示談を進める
- 再発防止策や、生活環境の整備を整理する
- 裁判での主張・立証(情状弁護)を行う
これらの活動を行っても、必ず執行猶予が付くわけではなく、結果は事件の内容によって異なります。
刑事事件は、早めの相談で対応の選択肢が広がります
「家族が逮捕された」「警察から呼び出された」「今後どうなるか分からない」という段階でも構いません。まずは現在の状況をお聞かせください。