お子さまが事件に関わってしまったとき、保護者の方の不安は計り知れません。少年事件は大人の刑事事件と手続きが異なります。特徴と、弁護士のサポートをご説明します。なお、少年事件は当事者のプライバシーへの配慮が特に重要です。
少年事件とは
少年事件とは、20歳未満の方が関わる事件をいいます。少年事件では、処罰そのものよりも、本人がどう立ち直っていくか(更生)が重視されるのが大きな特徴です。
成人の刑事事件との違い
成人の事件が起訴・裁判という流れをたどるのに対し、少年事件は、原則としてすべての事件が家庭裁判所に送られ、家庭裁判所での「審判」に向けて手続きが進みます。
手続きの流れ
- 警察・検察での捜査
- 家庭裁判所への送致
- 必要に応じて少年鑑別所での観護措置
- 家庭裁判所での審判
保護者が確認すべきこと
学校や家庭環境、交友関係などが、審判での判断に関わることがあります。お子さまを頭ごなしに責めるのではなく、何が起きたのか、これから何ができるのかを一緒に整理する姿勢が大切です。
付添人としての弁護士の役割
少年事件では、弁護士は「付添人(つきそいにん)」として関わることがあります。本人の話を聞き、家庭裁判所に本人の状況や反省、環境の調整などを伝えます。本人の更生と、家庭・学校などの環境調整を支える視点が重要になります。ご家族と連携しながら進めます。
刑事事件は、早めの相談で対応の選択肢が広がります
「家族が逮捕された」「警察から呼び出された」「今後どうなるか分からない」という段階でも構いません。まずは現在の状況をお聞かせください。