ご家族が逮捕された、あるいは勾留されるか不安——そのようなとき、刑事事件では早い段階での対応が大切になります。逮捕・勾留の流れと、弁護士ができることを整理してご説明します。
逮捕・勾留とは
逮捕とは、罪を犯した疑いがある人の身柄を、捜査のために一時的に拘束することです。逮捕されると取調べが始まり、原則として72時間以内に、次の手続きへ進むかどうかが判断されます。勾留とは、逮捕に続いてさらに身柄の拘束を続ける手続きで、原則10日間、延長されると合わせて最大20日間に及ぶことがあります。
逮捕後の流れ
- 逮捕・警察での取調べ
- 検察官への引き継ぎ
- 勾留を請求するかの判断(原則72時間以内)
- 勾留が決定すると、身柄拘束が継続
- 勾留中に、起訴・不起訴が検討される
ご家族ができること
ご家族には、本人を支えるためにできることがあります。誰がどこの警察署にいるかを確認すること、弁護士に相談すること、身元引受人として本人の生活環境を整える準備をすることなどです。逮捕直後はご家族でも面会できないことがありますが、できることは残されています。
勾留による生活への影響
勾留が長引くと、仕事を休まざるを得なくなったり、学校に通えなくなったりと、日常生活への影響が大きくなります。だからこそ、できるだけ早く身柄の解放を目指すことが大切です。
弁護士ができること
- 接見により、本人の状況を確認し、取調べへの助言を行う
- 勾留を避けるための意見書の提出や、準抗告などの対応を検討する
- 被害者の方がいる場合、示談交渉を進める
- 不起訴に向けた活動を検討する
これらの活動によって、身柄拘束を避けたり短くしたりできる場合がありますが、必ず釈放されるわけではなく、結果は事件の内容によって異なります。
刑事事件は、早めの相談で対応の選択肢が広がります
「家族が逮捕された」「警察から呼び出された」「今後どうなるか分からない」という段階でも構いません。まずは現在の状況をお聞かせください。